ようやく最終日になって、確定申告の書類を提出することができた。
いつも、国税庁webページの「確定申告書等作成コーナー」で入力をしている。
毎度毎度感じさせられるのは、このユーザーインターフェイスのショボさは何とかならんのだろうか、ということである。分かりやすくも使いやすくもない。勿論、デザイン的にも優れているとは思えない。
1箇所からの給与所得だけならば、源泉徴収されている分だけなので、年末調整だけで事足りてしまう。だが、2箇所以上から給与をもらうと、確定申告をしなければならなくなる。納税というのは、国民の義務の一つに数えられている。逆に言えば、義務にでもなっていないとやる気が起きない位に面倒くさい。
もっとも、この面倒くさい作業を通して、自分がどれだけ納税しているのか(どれだけしか納税していないのか)、或いは、どれだけの社会保険料が引かれているのか、を再確認する機会になる。こういう機会でもなければ、税金よりも社会保険料の方が高額になっていることにすら、気付くことができたかどうか疑問だ。
その意味では、この面倒な作業を年1回行うことは、かなり意義深いことだと思う。もっとも、ほとんどの人が源泉徴収だからこの程度の事務作業量で済んでいるのであって、大半の人が確定申告するようになったら、国税庁の職員を倍に増やすぐらいでは間に合わないかも知れない。
だから、確定申告ができるというのは、けっこう貴重な機会をもらっていると言うべきなのかも知れない(勿論、なかなかそんな思いにはなれないけど)。
それにしても、税金のこの「ムリヤリ持って行かれる」感は何とかできないものだろうか。
税に対するこの不満の元になっているのは、自分でコントロールできる部分が無いということでは無いか。納税額についてコントロールできる部分はほとんど無い。また、税金の使い道に関しては、ふるさと納税をすることによってわずかに関与できるほかは、選挙で議員を選び云々といった迂遠な方法しかない。
私たちは、自分がコントロールできる(できている)と感じられると、さまざまな手間は、面倒なものではなく、面白いもの、工夫ができるものと感じられるようになる。
ふるさと納税だけではなく、もっと他の形で使途の指定ができると良いんだろうけど。
認定を受けたところに寄付をして、その証明書を使って確定申告すると、その分を所得から差し引いてくれたりする。これを税からの控除にしてくれるのならば、大分違うだろうになぁ。
等々と、色々と思ってしまうのだが、いずれも制度変更を伴うとなると、それだけで色々と混乱が予想される。
こうすれば問題ないなどというような万能な解答がないというのも、税金というものの特徴かも知れない。

